お産合宿でバーチャルオフィスを作っておしゃべりしたよ
またまた会社のイベントでバ美肉しました。
前回のバ美肉ライブ後から徐々にVRやバ美肉に興味のある人が増えてきたので、個人ではできないより大きなことをやってVRでこんなこともできるんだよ~ということをより社内に広めたいなと思っていました。(ワンチャンVR機材を会社に導入してもらうきっかけも作れないかと考えてた)
そこにちょうどいいイベントがあったので勢いで参加することにしたのでした。
「お産合宿」はデザイナー🎨やエンジニア💻、ディレクター✍、カスタマーサービス📞、バックオフィス📃などの職種や所属する部署にとらわれず、普段は別々の仕事をしているさまざまな職種のパートナー(ペパボでは社員のことをパートナーとよんでいます)がチームを作り、自分たちが「もっとおもしろくできる」と思うものを同じ屋根の下🏠で寝食🍴を共にしながら存分に作る、そんな合宿です。
何をやるのか全く決めずに参加表明をしてしまったのですが、これに乗ってくれた方々がいて出来上がったチームがこちらになります。
バ美肉おじさんズ | お産合宿12 | GMOペパボ株式会社
何を作ったの?
VRChat上に、イベント会場などのリアル空間と中継できるバーチャルオフィス(仮)のワールドを作りました。 バーチャルオフィスの説明は後でします。
また、社内ではVRに興味ある方がまだまだ少なかったので、そのような人にも作ったものがどんなものなのか伝わるようにしなければならないので、プレゼン用のスライド資料とプロモーションムービーも作りました。
ちなみにチーム全体で作ったものはバーチャルオフィス、スライド資料、プロモーションムービーの3つが主なのですが、私個人は以下を担当しました。
かわいいうちの子たちです。
ラーラちゃん
撮影中~ #VRChat pic.twitter.com/0Ig3aMNibo
— わさびのりたろう (@ku00_) September 21, 2018
あすみちゃん
今日も一日お疲れさまでした #VRChat pic.twitter.com/nWKnBe8A37
— わさびのりたろう (@ku00_) September 24, 2018
VR演劇のようなプロモーションムービーはこちら!
なぜバーチャルオフィス?
冒頭で言った通りワンチャンVR機材を会社に導入してもらうきっかけも作れないかと考えてたので、これが実現できるようにVRをすでに業務に取り入れてる他社の例を出しつつ説得力のある提案にしたかったためです。
あとバーチャル空間なら美少女でいられるし、(たぶん)美少女にも会えるじゃないですか..!!
プレゼン用に作ったスライド資料の一部がこちらです。
バーチャルオフィスを支える技術
バーチャルオフィスはこんな感じです。
チームにUnity経験者がいましたがスケジュールの都合上リアルオフィスの完全再現とはいかず、VRChatのデフォルトワールドにいくつか装飾とギミックを加えたものになっています。
全体
会社のアイコン「ぺパポン」もあります。
SUZURIの公式忍者スリスリくんも遊びに来てくれています。
ここに動画が流れます。
イベント当日には品評会というものがあり、この時間に各チームが作ったものを紹介したり見て回ります。
私たちのチームでは作ったバーチャルオフィスに実際に入ってみて、お話しをするという体験コーナーを設けました。ただ、イベント会場にはバーチャルオフィスに入るための機材が用意できなかったため、会場にいる人と中継でバーチャルオフィスを繋いでコミュニケーションを取れるようにしました。そのときの様子がこちらの動画になります。
なぜこのような体験コーナーを用意したかというと、前回行ったバ美肉ライブで一方的なライブ配信になってしまって会場にいる人とコミュニケーションをとることができなかった反省を少しでも活かそうとしたためです。
システムを図解するとこんな感じです。
これ以外にも私の方ではVRChatをしながら裏でOBSを使ってYouTube Liveをしていました。こちらの配信が上の動画の元となっています。また、前回と同様に恋声を通しておしゃべりをしていました。
感想と反省
上で説明した体験コーナーは一見良さそうに見えますが、実際にやってみた感想としては、会場側の音声と映像を分けたことで映像側の遅延が気になってしまったり、VRChatから見れる会場の様子を映したスクリーンを片方が見れない(これはVRC_SyncVideoStreamの不具合?)などの技術的な問題が解決できなかったのが心残りでした。
良かった点としては、前回の反省を活かして会場にいるリアルの人とコミュニケーションをとることができたのが何より嬉しかったです。また、会場にいる人からは「リアルの姿を知っているだけに見ていると頭がバグる」、「名前を呼ばれると嬉しい」、「なんかわからないけど立ち寄ってしまう」などの感想もいただきました。このような生の声がリアル側の様子を見ながらすぐに返ってくるのはバーチャル側にいた自分にとっても面白い体験でした。