最新のVRoidでVRChatに3Dアバターを送り出してみる
以前VRoidの3DアバターでVRChatの世界に入る記事を書きましたが、あれから二ヵ月ほど経って各ツールがだいぶバージョンアップされていたので、自分の書いた記事を見ながら差分について説明していきます。
今回使ったVRoidのバージョンは0.2.13-p1
です。
VRMに出力したところから始めます。
必要なソフトウェアやパッケージを揃える
Unityのバージョンは変わらず、以下のUnity Packageのバージョンを上げてみましょう。
- Unity Package
- UniVRM-0.44_67a6.unitypackage
- VRCSDK-2018.10.02.10.29_Public.unitypackage
VRM形式の3DモデルをFBX形式にコンバートする
特に変更なし。
ただ、VRMインポート時に発生してたNormal Mapのエラーが解消されたのか出なくなっていました。
VRChat用に3Dモデルを整える
VRoidのモデル構成がだいぶ変わっていて今まであったUMARendererはBody, Face, Hairsに分割されてより分かりやすくなりました。
構成は変わりましたがシェーダーの変更の仕方は変わりません。
髪などが前から見たときに透けてしまうのが気になる方は該当のマテリアルのシェーダーをFlat Lit Toon Lite
にしてCulling Mode
をOFF
にしましょう。(透けるのはマテリアルの裏側が用意されていないためだそうです)
ついでにリップシンクもやってしまいましょう。
Face MeshにはFace
を指定します。また、VRoidのアップデートによってシェイプキーのM_F00_000_Fcl_MTH_Close
がなくなった代わりにM_F00_000_Fcl_MTH_Neutral
が追加されたのでそちらを使うようにします。
VRChatにアップロードする
特に変更なし。
以上で終わりです。お疲れさまでした。