お布団宇宙ねこ

にゃーん

"かわいい"を支える技術

こんばんは、のりたろうです。お久しぶりです。

この記事はGMOペパボ Advent Calendar 2019の22日目の記事です。(遅刻してすみませんでした..)

最近になってようやくNintendo Switchを購入してポケモンの最新作を遊んでいます。 そういえばポケモンの最新作では主人公のキャラメイクができますよね。人によってはポケモン育てるのを放置してキャラメイクを楽しんでいる方もいるのではないでしょうか。

ちなみに私はこんな感じです。

f:id:ku00:20191222223628j:plain

のりたろうって誰だよって方のために簡単に説明すると、
のりたろうは私のバーチャルの身体、主にインターネット上で使う姿(アバター)です。名前の由来は私の好きな駄菓子の「わさびのりたろう」からきています。

そんなのりたろう含めアバター制作の初期はいろいろと迷いながらやっていました。試行錯誤を繰り返すうちにこんな感じで進めるとスムーズにいくなあというやり方が自分の中でできてきたので、この記事ではそのやり方を軽く紹介します。

対象読者

以下のような読者を想定して書かれています。

アバターのイメージを固める

のりたろうを作る際に最初にやったことは「"かわいい"を定義する」ことでした。

実際作っていた当初は、こうゆう姿だったらいいなあとかこうゆう声だったらいいなあという要素を考えていただけで、それが結果的に「"かわいい"を定義する」だったという話なのですが、これは私が創作する上で欠かせない工程だったなと思っていることです。なぜなら自分がかわいいと思っていないものを作ろうとしてもモチベーションが保てないので。

のりたろうにおける"かわいい"とは

ある雑誌のインタビュー記事の言葉を拝借するとこれです。

南條愛乃のかわいい」は、言語化できないんですよ。「なんで?」って聞かれても答えられない。なんとなく、雰囲気が、みたいな。

                          『 CUT 2016年9月増刊号 Who knows N.Y? 南條愛乃を知る32P』より

それってのりたろうの"かわいい"じゃなくて南條愛乃さんの"かわいい"じゃん!って思いましたか?でものりたろうが目指す"かわいい"もこれなんです。

また、現実の女性だけを参考に実際のアバターに落とし込むのは難しかったので他のモデルも参考にしました。

「Tokyo 7th シスターズ」の角森ロナちゃんです。ふぇぇがよく似合うかわいい子です。

こんな感じでゼロから生み出したのではなくいくつかモデルとなるものがあり、それらを参考にのりたろうは作られています。

かわいいを保存しておこう

こんな感じでのりたろうのイメージについては割と簡単に決まったのですが、のりたろう以外のアバターを作る際には結構この時点で迷いました。なぜならどんなものをかわいいと思っていたか忘れてしまいパッと頭から出てこないのです。

人間は忘れてしまう生き物なので忘れてしまってもいいように脳内の情報をどこかにストックしておけば安心ですね。私はかわいいなと思ったものを画像があればそれをPinterestにストックするようにしています。事前にそれを分類してストックしておくとそのカテゴリーのキャラクターや物を作りたくなったときに役立つと思います。

脳内イメージを出力してみる

ある程度アバターのイメージが固まったところで、今度はそのイメージを出力してみましょう。

キャラクターの三面図のように絵を描くことができればそれに越したことはないですが、私は絵が描けない人間なのでそれと似たような方法で出力してみます。

プロトタイプを作る

ここ1,2年でゲームのキャラメイクと同じような感覚で自分だけの3Dアバターが簡単に作れるツールがたくさん出ました。

簡単に作れるが故に、アバターに各ツールごとの特徴が出てしまいがちですが、これらのツールを使うことで絵の描けない私でも脳内イメージを補完するために十分なものを揃えることができます。

作る際のポイントとしては作り込み過ぎないこと、プロトタイプだと割り切って作ることです。

ちなみにのりたろうのプロトタイプはVカツでした。

f:id:ku00:20191228224736p:plain

プロトタイプから完成へ

プロトタイプができたらいよいよ作り込みをしていきます。のりたろうの場合はプロトタイプを『Vカツ』で、作り込みは『VRoid Studio』で行いました。 VカツやVRoidモバイルが主にパラメータ操作によるゲームライクなキャラメイクなのに対し、VRoid Studioは瞳や髪などを自由に描けるため作り方次第でツールの特徴を消すことが可能です。

実際の作業の様子は下のタイムラプス動画を見てください。こちらは大体2時間ほどで完成しています。

終わりに

先ほどあげたツールで自分だけの3Dアバターを作ることができますが、作って終わりではありません。これらのツールを使って作ることで、作ったアバターをいろいろな世界に持ち出すことができます。これはVRMという3Dアバターのファイルフォーマットのおかげです。

VRMの詳しい説明が気になる方はMIROさんのスライドが一番わかりやすいのでそちらをご覧ください。

バーチャルYouTuberのように配信に使ったり、VRゲームの操作キャラクターとして使ったり、そのアバターで写真を撮ったり..様々な可能性があります。

これから遠くない未来に一人一アバターの時代がやってくると私は信じているので、皆さんも自分のアバターを作って遊んでみませんか?